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【効果有る?】音読パッケージで英語漬け!英語力アップに繋がる使い方を紹介!

こんにちは。ケリーです!

本日もご覧いただき、ありがとうございます!

今日は英語学習に於いて重要な要素である、「音読」に特化した本を紹介したいと思います。

単語の記憶や文法の理解は英語学習に於いて基礎となる部分でインプット(外部から自身に取り込む)の作業にになります。

音読やそれに付随する学習方法(独り言やシャドーイング、ディクテーションなど)は、アウトプット(自身から外部へ吐き出す)の作業として、インプットされた知識を洗練させると同時に、机上の知識だけでは気付けない部分を知らせてくれます。

こんな経験はないでしょうか?

英語の音声をリスニングしていると何を言っているか分からないけれど、スクリプトを見るととても簡単な事を言っていた。

例えば、Got it をガリッ、Kind of をカインドブ、と省略して話す様な形は、英語を学びたての学習者には聞き取りが難しい部分です。

今日紹介する参考書は、読者様のそういった英語のリスニング力や、スピーキング力を向上させると同時に英語力の基礎を押し上げる事が可能、かつTOEICにも活かす事ができる内容となっております。

それでは、紹介の方を始めさせていただきます。

 

音読パッケージで耳と口を英語に慣らそう

リスニングやスピーキングに悩める学習者達にオススメできる教材が「音読パッケージ」です。

全部で9章のストーリーに則り、付属のCDでネイティブの通常スピード、ゆっくりなスピードとパターンを分けてリスニングすることが可能です。

著者は少なくとも本書を40周周回することで、一定の英語力が身に着くと本書で述べています。

 

こんな悩みを抱えている学習者の方達にはもってこい!

  • 英語の勉強をはじめたはいいが、どれからやっていいか分からない
  • 外国の映画を聞き取れるようになりたい
  • TOEICを勉強しているが、問題集に飽きてきた
  • リスニング力を強化したい
  • 少しでも英語を話せるようになりたい

 

私はこの教材を少なく見積もっても、まだ20周程度の周回です。それでも、1週約40分で周回できる為、時間はそこまでかかりませんので、40周まではそう遠くない道のりだと思っています。

1パッセージが約1分~1分半と短い時間にギュッと詰められている為、集中して聞く、音読するという訓練はTOEICのPart3やPart4のリスニングにも活きてきます。

少しの空き時間やちょっとした勉強の息抜きの時間に取り組むことも可能です。

 

本書の使い方

本書内では、「まずCDから聞き始め、段々と分かるようになってくるまで耳を慣らす」と推奨していますが、正直このやり方では聞けない音源を聞き続ける事は根気がいりますし、分からないものは分からないので、この工程は飛ばしてしまいます。

私なりの勉強方法になりますので、本書通りの方法で進めたい方はその様に進めてもらって全く問題ないです!

それでは、いってみましょう!

 

  1. 精読
  2. 音読
  3. シャドーイング (教材有り)
  4. 再び音読
  5. 再びシャドーイング(教材無し)
  6. 4-5の周回

 

1.まずは精読

左側ページの英語を読み進めます。分からない英文があった場合は、右側ページの日本語訳と照らし合わせながら英文を理解していく。

右側ページに載っていない分からない単語があればチェックし、ページ内に書き込んでいく。

一気に全9チャプターを精読するのは辛いと思うので、1チャプター毎やっていきましょう。

※この際、良くレビューでも見られますが、チャプター1が難しいという意見があります。読み進めていく中で難しいと感じたらチャプター2から始めましょう

 

2.次に音読

工程1で読み終えた文書の音読をします。

読み進めていく中で上手く言えない箇所や発音の分からない単語があると思いますが、チェックだけして気にせずドンドン声に出して読みましょう。

精読した英文の意味を理解しながら進めていくと、文書自体への理解も深まっていきます。

一通り音読を終えたら、次のステップに進みます。

 

3.シャドーイング

音読が完了したら、音声を使った工程に移ります。CDはスマホや音楽プレーヤーに保存し、いつでも聞ける状態にしておきましょう。

 

シャドーイングについては、こちらの記事を参照。

シャドーイングのやり方と効果について

 

先程音読したイメージを基に、CDの音声を追いかける形でどんどん聞いた音声を自分の口で発していきます。同時に教材の英文を追いかけながら読み進めていきましょう。

音読した際に言えなかった英文や単語の発音などを意識しながら、音声を追いかけていきます。

もちろんトレースできない箇所あるかと思いますが、こちらも気にせずどんどん進めましょう(言えない、できないという事は改善の余地があるということです!)

CDの音源にはネイティブが話す通常スピードとゆっくりスピード、リピート用に文章が区切られている物と3タイプあります。

ついていけずに何も言えない、という状況にならないよう、最初はゆっくりとしたスピードの音源から始めてみると良いと思います。

問題無いと感じるようでしたら、通常スピードにアップしどんどんシャドーイングしていきましょう。

※このパートでは、上述しております英語の省略形がたくさん出てきます聞こえた内容と自分が思っていた発音との相違、にかなり出くわすかと思いますが、カタカナ等で構いませんので、文章の上にどんどん書きこんでしまいましょう

 

4.もう一度音読

シャドーイングをしていく中で、自分が音読した音と音源との違いを確認し、是正した上でもう一度音読をします。

また、読みやすいようにセンテンスや文章の合間に「 / 」を入れて区切りに目星をつけても良いと思います。

9章ありますので、自分が読みやすかった話や、面白い話、好きな話など続けやすいところから取り組みましょう。

周回することが目的なので、最初のチャプターを終えてない状態であったとしても、他のチャプターを何十周と繰り返しても問題ありません

 

5.もう一度シャドーイング

再度音源と一緒にシャドーイングを繰り返していくます。

周回を繰り返すうちに内容は勿論、細かい文章や音声の流れまで覚えてきます

ここまで来たらもうこちらの物ですが、ここで満足してはいけません。やっと本書のスタート地点です(嘘です。8割終わってます)。

細かい音声の抑揚や単語の発音を意識しながら、なるべく音声とそっくりになるように自分の口から同じ音声を発していきます。

この、

自分の口から音源と同じ音声を発することができる=自分の物としてインプットした内容をアウトプットできる=実践(実世界での会話)に活きる

という構図ができあがります。

周回の準備は完了です。

 

6.4-5をひたすら周回

完璧を目指して、4-5の工程をひたすら周回します。

主には5の工程がメインになりますが、4の工程も取り入れることで、リードしてくれる音声の無い、自身だけの音源の状態をチェックすることが可能です。

できれば、ボイスレコーダー等の機能を使って、定期的に自分の音声を確認してみると、イメージしている自分の発音と音源との違いが分かってきます。

自分で決めた周回数を目標に空き時間や隙間時間を使用して繰り返しながら、悪いと感じるところを修正していきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

周回に至るまでには、ある程度の時間が必要ですが、一旦周回のプロセスに至ってしまえば、あとはひたすら周回あるのみです。

本書の読者ターゲットはTOEICの点数でいえば500点前後くらいの方が対象になるのではないでしょうか。

TOEICのPart3, 4では約1分程度の音声が流されますが、音読パッケージを本記事の通りに行うことで、飛躍的に聞き取れる内容を増やすことができます(同時に単語の習得も必要ですが)

TOEICに必要な単語はこちらの単語帳にて覚えることが可能です。

金のフレーズの使い方

ストーリー自体の内容や構成している文章も、そこまで難しい内容ではありません。

しかしながら、本書の重要とするところは何度も何度も周回し、スラスラと文章を口ずさめる状況=自分の口から英語が話せる状態を作り上げる事です。

習慣化させることで、口の筋肉や発音のフローが洗練されていきます。

兎にも角にも、まずはやり遂げること、続けることが英語学習ではとても大事な要素になりますので、途中で投げ出すこと無く、比較的最後まで取り組むことのできる本書であれば、達成感+確実な成果が得られます。

著者も本書の中にて述べておりますが、英語学習を続ける上で、素材のおかわりが非常に重要とのことです。

一旦、この教材をやり遂げる事ができたら、自信と一緒に次の教材のおかわりを進め、自分の新しい血肉に変えていけばいいのです。

内容の簡単さで、本書での学習を早々に投げてしまう方もいるかと思いますが、何よりも続けることの習慣化(一周約40分)と同じく他の勉強への取り掛かりとして、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。

本書で得られる経験や実践値は小難しい単語帳と睨めっこするよりは、はるかに効率よく英語学習者としてのレベルを上げてくれると思います。

個人的にはパート2の運の悪い日の話のオチがジローとトモコが付き合っている、という話であれば面白かったなぁと思うゲスでした笑

この内容は本書にてご確認ください。

以上、本日もありがとうございました。一緒に英語学習頑張りましょう!

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